インサートとアンカー
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インサートとアンカーは、ビル、トンネル、橋、道路や等のコンクリート構造物・建造物に埋設して使用する、雌ネジタイプの金具です。インサートとアンカーの違いは、コンクリート構造物の製造時に型枠にセットしコンクリートを打設した後、ネジ部を利用する先付け工法用(まえ施工方式)の金具であるのに対し、アンカーはその逆で、既存のコンクリートにドリル等で穴を開けて、目ネジの金具を打ち込んだ後に定着材で固定した後、ネジ部を利用する後付け工法用(あと施工方式)の金具です。インサートとアンカーの使い方ですが、コンクリート製の天井や側壁に対して、電気、空調ダクト管等の設備、上下水道やスプリンクラー等の配管設備、そして軽天井を設置する際に使うボルトを固定する事が主な目的です。一般的には、先付け工法のインサートの方が、コンクリート壁への穴あけ作業が必要ない為、コストとトータル施工時間の短縮になりやすいと言われています、又、機械設備のように重量物の設置では、予めインサートを埋める深さ、金具のネジ径と長さを設計し施工する為、安全性、安定性、信頼度からもメリットは大きいと言われています。
インサートとアンカーの選び方
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インサートとアンカーの選び方は、目的によって大きく変わります。大雑把にいうと固定する構造物の材質と固定されるものの重量で、おおよそ大別します。天井材だけである場合や、電気、空調ダクト管等の設備、上下水道やスプリンクラー等の配管設備を全て固定する場合では大きく、その要求が変わるのはご理解頂けると思います。又、一般的に、軽天用は約100kgまで(埋設するインサートの深さは20mm程度)、軽設備用は約200kgまで(埋設するインサートの深さは30mm程度)、そして、重設備用は200kg以上(埋設するインサートの深さは40mm以上)です。実際には、更に詳細の条件と照らし合わせて設計する必要がありますので、あくまでも大雑把な目安とお考え下さい。インサート、アンカーの選び方は、三門(Mikado、みかど)、ジャパンライフなど有名な会社もありますので、相談してみるのもいいかもしれませんね。
インサートとアンカーの種類
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インサートとアンカーの種類は、大きく分けると天井インサート・アンカーと壁面用の横付けインサート・アンカーになります。天井インサート・アンカーはイメージの通り、天井材や、電気、空調ダクト管等の設備、上下水道やスプリンクラー等の配管設備を天井からつり下げる目的で使い、更に少し細かく分けると天井用には型枠用とデッキ用があり、更に断熱材や耐火材吹付用が用途別に選択できるようになっております。横付けインサート・アンカーは、先の天上用を壁面に置き換えた場合の用途となります。材質も最近ではセラミック、樹脂、ステンレス等を使用したものが、目的に応じて開発・設計されておりますが、一般的なスチール材も多く使われております。その他には、プレキャストコンクリート(高層建築向け)やプレストレストコンクリート(橋梁向け)にも、それ専用のインサートが開発されているようです。